こんばんは。
外壁塗装のご提案をする時に屋根塗装も同時に提案をさせていただくこともあります。
外壁塗装をする際に現場調査をするのですが、現場調査は見積もりを出すための計測ではなくお家の状態を把握していただくことが大事なので屋根も点検させていただきます。
その際に屋根の状態や屋根材によっては外壁塗装のみをご提案する場合もあります。ただ、他の業者さんが屋根も一緒に提案するケースもあるので外壁塗装と屋根塗装は同時にした方がいいのですか?という質問をされることもあります。
そこで今回は外壁塗装と屋根塗装は一緒にした方が良いのかについて解説していきたいと思います。

■目次
- 屋根塗装の必要性について
- スレート屋根
- 瓦屋根
- 外壁塗装と同時にした方がいいの?
- 外壁と屋根の耐久性の問題
- 施工上の問題
- まとめ
■屋根塗装の必要性について
屋根塗装に関しては屋根の素材によって必要性や塗替え周期は変わってきます。屋根は雨漏りの直接的な原因になりやすい部分なので特に重要です。しかもほとんどの家の屋根は室内までの間に屋根裏や断熱材が施工してあることが多いので部屋の天井に水漏れ後を見つけたという場合は、そのかなり前から水が入ってきていて、数年かけて天井までたどり着いたということなので、すでに長い間水が入っていた(水が回るという)可能性が高い状態なのでできるだけ早期に発見した方が良いと思います。
・スレート屋根

現在一番多い屋根だと思います。薄い板状の材質(スレート)を重ね張りしたものです。
スレート屋根の劣化は、主に表面の塗膜の劣化です。だんだん色が白っぽくなります。そうなるとスレート自体が水を吸いやすくなり、その水分でスレート自体が反ってきたりします。そうすると水が直接下地に入りやすくなります。下地には防水シートが貼られているのですが、入る水が多くなってくると防水性能を上回ってきて雨漏りにつながってきます。またスレートの端には金属製のカバーをするのですが、その部分は下地に防水していない場合も多くこの部分が劣化したり台風などでへこんだりすると雨漏りの原因になりやすいので小まめな点検をした方が良いと思います。
・瓦屋根
瓦と言っても大きく分けると洋瓦と和瓦があります。それぞれに素材や釉薬を塗ってあるかなどで種類が分かれてきます。スレート屋根と比べると屋根材自体の耐久性は高いものが多いです。特に和瓦は割れない限り数十年大丈夫なものが多いです。釉薬瓦も比較的耐久性が高いものです。洋瓦に関しては、どのように作られるかで種類が分かれますが和瓦よりは耐久性が劣るものが多いのですが、スレートに比べると変形などは起こりにくく主に色褪せやひび割れしやすくなるなどの影響があります。
また瓦屋根の特徴としては、和瓦や一部の洋瓦などには漆喰という白いもので隙間を埋めているのですが、漆喰は瓦より経年劣化しやすく痩せてきたり崩れたりします。隙間ができてくると雨漏の原因になります。
それ以外にもトタンや金属瓦(ガルバニウム)、陸屋根の防水などもありますが、それぞれ種類のよって耐久性が違います。
■外壁塗装と同時にした方がいいの?
屋根の材料によって劣化の内容や時期が違うことが分かったかと思います。
そこで外壁塗装と同時に施工した方が良いのかという点に関しては2つのポイントからご説明します。
・外壁と屋根の耐久性の問題
スレート屋根の劣化は主に紫外線です。つまり外壁と同様の劣化要因です。スレート屋根も主に8年~12年で再塗装をする方が、スレートの変形なども起きにくいので推奨されています。つまり外壁の経年劣化の時期がスレートの経年劣化の時期と概ね重なるので同時にした方がいいと提案されます。
一方瓦屋根の場合は外壁と屋根の劣化時期は違うことが多いので一般的な塗料を塗るのであれば1回目は屋根は塗装せず、2回目は同時にする等の対応でもよい場合があります。この辺りは点検で判断してもらう方が良いと思います。
・施工上の問題
次に施工上の問題があります。

屋根の勾配(傾き)が大きい場合は施工をするために上の画像のように足場を屋根にかける必要があります。外壁塗装の途中で屋根塗装もお願いされると、一度中断をして足場をしないといけなくなるので、初めから一緒にするかどうかを決めておく必要があります。また、屋根(特にスレート屋根)を塗装する際も洗浄をするのですが、もし外壁塗装が始まってから洗浄をすることになると、洗浄した汚れた水が外壁に流れる可能性があります(可能性というより基本的に外壁に屋根の汚れが付く)。屋根の点検をするために足場が必要な場合もありますが、その場合でも屋根も塗装する前提で足場を組む方が良いです。特に近隣と近い場合は洗浄の水が飛び散らないように屋根より高く足場を設置する必要があったりするからです。和瓦の場合は塗装はなく漆喰のみだったりしますので、勾配が少ない場合は後(外壁塗装の後)で実施することも可能ですので、そういった心配はありません。金属屋根特にガルバニウムの場合は外壁より耐久性が高いものが多いので1回目は様子見でもいいかもしれません。いづれにしても屋根の状態の確認だけは必ずしてもらうようにしてください。特に最近は温暖化の影響なのか、台風が大きくなる年も多く、台風被害も多発していますので雨漏りの原因にならないようにできれば点検だけは毎年か2年に一度は受ける方が良いと思います。
■まとめ
屋根は雨漏りの原因になりやすいので注意が必要です。一方で屋根の材料や形状によって耐久性や劣化度合いがかなり違います。そのため対処方法も変わりますので必ずしも外壁塗装と同時でなくてもよいことがわかります。ただし、ちょっとでも塗装の可能性があるのであれば、外壁塗装と同時にすることを念頭に業者さんに準備をしておいてもらう方が良いと思います。いずれにしても屋根からの雨漏りは家の大事な部分(柱)などに大きな影響があるので、定期的な点検だけは欠かさずしてほしいと思います。業者さんによっては見積もりがいらないのであれば点検はしないというところもあるかもしれませんが、外壁や屋根の点検は人間の健康診断と同じ家の健康診断です。定期的に診断をすることが後々の大きな費用や補修の簡素化のために必要となりますので最も良いのは、築5年を過ぎるか、前回塗装から5年を過ぎると毎年点検を受けることだと思います。
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