こんにちは!
外壁塗装の業者を探すときに「手塗り」を売りにしている事業者さんもいらっしゃいます。外壁塗装で手塗りって何なのかわかりにくいですよね。今回は外壁塗装における手塗りがどのような事なのか、手塗りが実際に良いものなのかについて書いてみたいと思います。
外壁塗装業者さんの中には「当社は全て手塗りです」とうたっている会社さんもあります。「手塗り」って言われると手作りみたいで丁寧なイメージがありますよね。ただ、残念ながら外壁塗装はどのような方法であれ全て職人さんの手で塗っています。一部大型の物件用や人が入ると危険な石油タンク等の中には機械で塗装する技術もありますし、車やハウスメーカーのプレハブ等工場で塗装する場合は機械(ロボット)ので行っていますが戸建ての外壁塗装は全て職人が手を使って塗っているので全て手塗りです。ではなぜ“手塗り”と言っているのでしょうか。一般的には外壁塗装の塗装方法でわかれています。“ローラー塗装”を手塗りと言い、吹き付け(スプレー)で行う塗装を機械塗りと呼んでいます。吹付はコンプレッサーっという空気を圧縮して噴き出す装置を使うため機械塗りと呼ばれているんだと思います。ただ、吹き付けの職人さんの手で壁に吹き付けるのでそういう意味では手塗りになると思います。ではローラー塗装“手塗り”ろ吹き付け塗装“機械塗り”は何が違うのか、どちらが良いのかについて説明します。
■ローラー塗装とそのメリット・デメリット
ローラー塗装とはローラーと呼ばれるプラスチックの芯にナイロンやポリエステルの繊維を織り込んだ塗装用具を使って、塗装したい部分に塗料を含んだローラーを押し当てて転がして塗装する工法を言います。

ローラー塗装のメリットとしては、吹き付け塗装に比べ塗料飛散が少ないことが挙げられます。ローラー部分にしか塗料が付着していないので塗料が付着しないようにするための養生を最小限に抑えることもできます。また、吹き付けはスプレーガンを壁面に垂直に当てる必要がありますが、ローラーであれば手が届けば塗装ができるため、狭小地や隣の家との間が狭い場合、足場と足場のつなぎ目等でも塗装がしやすいです。また現在はローラーの種類も多く、模様をつけたりアレンジもしやすくなってきています。施工性も塗料缶を近くにおいて作業できるのでスピーディーに作業できる点もよい部分だと思います。さらに、吹き付けの機会は比較的高く揃えるのにまとまった費用が必要になりますが、ローラーは比較的安価で揃えられるため費用が掛からない点が事業者としてはメリットになります。
一方でデメリットは、吹き付けでしか使えない塗料は使用することができません。例えば多彩塗料や石材調塗料のような複数の色が混じったような塗装は吹き付けだけでしかできない商品もあります。一部ローラーでもできる塗料もありますが、仕上がりはあまりよくありません。また部位によってローラーの種類を付け替える必要があるので仕上がりを重視すると手間が増えることもあります。またローラーにつける塗料の量を調整しても吹き付け程薄く均一に塗るのは難しいので、ある程度厚みを持って塗装する箇所には適していますが、薄く均一に塗る必要がある部位には適していません。
吹き付け塗装のメリットとしては、薄く均一に塗装できるので仕上がりが綺麗なのと、ローラー塗装に比べると使える塗料の種類の幅が増えます。吹付でしかできない模様もあるのでその分選ぶ幅が広がります。また機械で吹き付けるので塗る速さは早いと言えます。ただ、カップ式のスプレーを使った場合はその都度補充をしなければならないのでその作業も含めると圧倒的に早いわけではありません。


一方デメリットとしては、吹き付けは広範囲に広がるので養生をしっかりしないといけないこと。またローラーと比べると飛散しやすく風が強い日は注意が必要です。特に溶剤系の塗料では臭いが拡がるので向いていません。また狭い場所(塀や隣の家との隙間が狭い)では垂直に吹けないので塗れない部分が出てきます。同じ理由で足場の境目は平行に吹き付けできないのでムラになりやすいという欠点もあります。またコンプレッサーという機械を使うので音がしますので近隣の方の理解も必要になるかもしれません。さらに業者目線で言えば、機材に費用が掛かりますしローラーのように使った後捨てるわけではないので使い終わった後のメンテナンスが必要だったりします。
ローラー(手塗り)であっても吹き付け(機械塗り)であってもどちらも職人の手で行うものであるため職人さんの腕が必要であることは変わりません。最近は吹付を行ったことがない職人さんも多くいて吹き付けをする機会が減っているので職人さんが腕を磨く機会も減っているので吹付ができる職人さんの方が貴重かもしれません。どちらもメリット・デメリットがあるので塗料や施工場所によって使い分ける必要があります。あえて言うなら吹き付けの方が使える塗料の幅が増えるのでお客様に提案できる塗料の種類も増えることになります。そのため業者は吹付でもローラーでもどちらもできるかどうか確認をした方が選択肢が増えると言えます。“手塗り”ローラーしかしないということは吹付でしか選べない塗料は提案しませんと言っているようなもんだと思います。どちらの手塗りには変わりないし技術はどちらの必要です。「“手塗り”=丁寧にしてくれそう」と考えず、仕上げたい模様や使いたい塗料で施工方法を選べる業者さんを選ぶのが大事だと思います。
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