外壁塗装の見積もりってすぐ値段がでるの?とにかく概算見積もりが欲しい?

こんにちは。

外壁塗装の見積依頼がありご訪問をした際に見積もりがどのくらいで出てくるのか聞かれます。中には30分くらいで見積もりを持ってくる業者さんあるようです。実際見積もりにどのくらい時間がかかるものなのかということと、検討中のお客様から電話で大まかなお値段を知りたいというお問い合わせもよくいただきます。最近は複数の業者さんに依頼をするケースも多いと思いますが、多すぎると対応が大変なのでとにかくある程度価格を把握しておきたいのだと思います。ただ、なかなかそれが難しいのがこの外壁塗装工事というものです。そこで今回はそんな見積もりについて解説していきたいと思います。

■目次

  1. 見積作成までのステップ
  2. 現場調査
  3. 見積作成
  4. まとめ

■見積もり作成までのステップ?

・現場調査

リフォーム工事は外壁塗装に限らずほぼ全ての工事に見積もりには必ず現場調査が必要になります。その一番大きな理由は劣化の状態を確認する必要があるからです。劣化や現在出ている不具合を実際に見て補修方法を検討しないと見積もりは出せません。今は便利な世の中でGoogleストリートビューを使えば家の形や年代はわかりますし、Googleアースを使えばなんと家の屋根のサイズは測れてしまうのでそこから外壁の大まかな大きさはわかります。ただ、開口部(窓)の量や大きさ、足場設置の場所の確認などは正直難しいです。

さらに現状の壁の劣化は実際に外壁を触ってみないとわからない部分があります。

確かに家のサイズだけわかればよければ縦と横の2辺さえわかれば面積は出せます。実際にそういって家の4面を見ずに2面だけを測っただけで見積もりを出している業者さんもいらっしゃいました。このような業者さんは、家の大きさから大まかな外壁の面積を出してそこからおおよその開口部(窓など塗らないところ)を計算式で出してそれだけで見積もりを作っているのだと思います。だから万が一ひび割れとか劣化部分で大きな補修があることを想定して高めの金額を設定していることが多いと思います。若しくは補修箇所があると追加費用を請求してくるかどちらかではないと思います。

まともな業者さんであれば、4面全てを実際に測って、直に外壁に触れてひび割れ箇所や劣化箇所を丹念に探していきます。もしベランダ部分の下などの劣化が激しい場合はベランダ部分を確認したり、すでに雨漏りがあるということであれば散水テストを行ったりします。

また、足場設置位置の確認や足場の車を止める箇所や塗装職人の車を止める場所の確認や施主様の車移動が必要な場合に備えて周辺駐車場の確認なども行うこともあります。

そのため普通に現場調査を行うと40分から1時間はかかることになります。

たまに一括見積サイトに依頼された方だと、1日にまとめて複数社が現場調査に来られるので、「次が来るから早く終わらせてほしい」というご要望もいただきますが、後々追加費用が掛からず、ちゃんとした工事をするためにはしっかり家の周りを時間をかけてみる必要があります。

 

・見積作成

現場調査で家の必要部分を計測したので、そこから面積を出していきます。外壁のすべての面積から開口部、屋根や樋等塗装する箇所の面積や長さを出していきます。そしてその面積から提案する予定の塗料を選定しその塗料の規定量から必要な缶数を出していきます。そして塗装する箇所や補修方法によっては塗装職人以外の左官職人、大工、板金職人等が必要になります。また足場の設置方法や工期によって足場の費用も前後することがあるのでそれらも算出していきます。そしてそれらの職人に費用見積もり依頼し受け取ります。

これでいわゆる原価がわかります。そこに会社の適正な利益を含めて初めて見積もりが完成します。

実は職人さんの費用は基本的には「時価」です。需要と供給で価格は変わります。例えば最近日本ではホテルや長距離バス、サッカー観戦の費用等、需要量と供給量のバランスで費用が変わるダイナミックプライシングというのが出始めました。使う人が多い(需要が多い)場合は高くなり、需要が少ない時は安くなるというものです。

当たり前のように思うかもしれませんが、日本では長らく「定価」至上主義だったので定価がないとどこかぼったくられているのではないかという意識が強かったように思います。そこで色んな業界が定価を作っています。代表的なのは“回転ずし”季節やとれた量関係なしに年中同じ金額だからこそ人気が出たんだと思います。リフォーム業界や定価の波はあって、坪単価〇〇円として全国同じ金額で工事ができることを売りにしている業者さんもいます。一見するといつもでもどこでも同じ価格だから平等じゃないかと感じるかもしれませんが、内情を考えると全く平等ではありません。リフォームであれば地域毎で職人さんの費用は違いますし、需要量も違います。お客様への提供価格を統一するということは、事業者側から見ると利益には地域ごとに波があるということです。その波を吸収して一定の利益を確保しようとすると、最も利益率が悪い地域の価格をベースにしてその地域の利益率の悪さを他の地域でカバーするという流れになります。つまりお客様からすれば、地域によっては本来はもう少し安くできる場合も出てくるわけです。でおお客様からしても同じ価格の方が平等感を感じるので不思議には感じません。

話が少しわきにそれましたが、塗装業者さんでも同じような考えで、とにかく塗料毎に価格を決めておいて面積との掛け算で値段を出す方法を取っている業者さんも多いです。もちろんこの方法だと、補修や不具合が起こった際は利益率が下がるので、ある程度下がり幅を考えて高めに価格設定をすることになります。

冒頭の現場調査後30分で見積もりを持ってくるという業者はおそらくこのような算出方法をしていると思います。

それでも非常に安く見積もりを作る業者さんもいます。なぜなら工事に入ってしまえば追加工事なのでと言って費用を請求できやすいし、お客様も工事が始まってから途中で止めにくいのでしぶしぶ払うということをよく聞きます。

しっかりした業者であれば補修箇所の程度や工事範囲によりますが、2日~4日以内には見積もりを出せると思います。たまに特殊な工事を必要とする箇所があったり塗装職人以外の職人が現場を再度確認する必要があればその分日にちは伸びますが、通常は2~4日で見積もりはできます。

たまに補修箇所なども多くないのに1週間以上かかる業者さんもいらっしゃいますが、おそらくそのような業者さんは下請け会社に丸投げしていて、下請け業者さんから見積もりを待っているからだと思います。当社もそうですが、塗装専門の場合は自社や専属の職人がいるのでこのようなことはありません。現場調査から1週間以内で見積もりが出ない業者は少し警戒した方が良いと思います。

 

■まとめ

消費者の方からすると見積もり特に相見積もりを取るのはできるだけ価格を安くしたいとか価格の妥当性を判断したいからだと思います。一方で解説してきた内容を踏まえると数社が全て良くない方法を行う業者であれば、それは妥当な価格ではないかもしれません。

その辺は現場調査の仕方である程度判断できると思いますので、現場調査がいい加減若しくは時間をかけてしっかり見ていなさそうな業者はまともな見積もりではないと考えた方が良いかのかもしれません。大切なお家ですし、一生で数回しかしない工事です。安さだけに目を奪われず、しっかりと良い業者を見極めて家を大切にしてください。

 

 

 

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