
こんにちは。
外壁塗装をする時は必ず足場や養生シートが必要になってきます。正直家の中は暗くなるしエアコンが使えなかったら暑い日や寒い日は大変だしと住みながらリフォームをすると不便な日が続きますよね。だからできるだけ早く終わらせてほしいと思われる方も多いかもしれません。ただ、一方で頼んだ業者が思ったより早く終わりすぎてちゃんとできているかどうか不安なので見てほしいというご相談を受けることがあります。そこで今回は適切な工事工程や工事の日数について解説していきたいと思います。
■目次
- 外塗装工事の工事期間は平均2週間前後
- 職人さんを多くしてもらえば工事は早く終わるの?
- 工事内容と掛かる標準時間
- まとめ
■外塗装工事の工事期間は平均2週間前後
家の大きさによって変わりますが、元も多い建坪30坪の家の場合屋根と外壁の塗装で平均すると14日間くらいだと考えていただけると良いと思います。工期が伸びる原因はだいたい下記の4点です。
①工事中に天候が良くなかった
②補修工事や付帯部の工事が多い
③途中で材料がなくなった
④途中で工事内容が変わった・追加された
ひとつずつ説明していきます。
①工事中に天候が良くなかった
外壁塗装は外で行う工事なので最も影響が大きいのが天候です。特に雨が降った日にはできる作業が限られますし、塗装工事はできませんので現場を空ける(工事をしないということ)ことになります。
詳しくは別のブログ「梅雨に塗装工事ってしても大丈夫なの?梅雨に塗装工事する際の注意点や意外なメリットも!」もご参照ください。
雨の前後も状況によって工事ができない場合があるので場合によっては雨は1日でも3日間進まないことがあります。
また特に屋根工事の時に風が非常に強い場合は職人が危険な場合があるので工事ができない場合がありますし、塗装方法が吹き付けで行う場合は塗料飛散の可能性があるので風が強い場合は工事をしない場合があります。
これはお客様も想像しやすい部分だとは思いますが、外壁塗装工事で一番工期が伸びる可能性があるのは天候です。お客様も仕方がないと理解をしていただきやすいのですが、良い業者ではあれば、早い段階で予想をしておいて、なぜ現場を空けるのかを踏まえて施主様に説明させていただきます。特に午後から雨だとか雨は夜からしか降らず日中は晴れている予報なのになぜ工事を進めないの?という疑問をいただくことはよくあります。そのためなぜ今日は現場に入らないかできるだけわかりやすく説明することを心がけることが大事です。また、工事に入らないなら早めに教えてほしいというのが施主様の思いだと思いますので我々も天気予報を見ながら早めに入るか入らないかを工事の進捗を見ながら判断をするようにしています。良くない業者さんの場合はだいたい直前(その日の6時ごろとか)にしか連絡がない、とにかく理由も言わずただ今日は工事を市内しか言わないなんてことを聞いたことがあります。
②補修工事や付帯部の工事が多い
補修工事の箇所が多い場合やウッドデッキや軒が多い等、外壁以外の塗装部分や補修箇所が多いと工期は伸びやすくなります。
補修工事は外壁の前にすべき箇所になるのでその補修箇所が多いと外壁塗装が始められません。そのため工期は伸びがちです。また最近多いサイディングの場合は目地のコーキングの増し打ちや打ち替えがあります。特に打ち替えの場合は前のコーキングを取り除いてからの工事になります。劣化して硬くなっているコーキングは取るのが容易なのですが、まだ柔らかいものはしっかり接着されている場合が多いので除去するのにも時間がかかります。またコーキングを新しく充填してすぐに塗装はできません。コーキングは充填して乾く際に少し体積が減ります(これを痩せるとうい)ちゃんとした職人はコーキングの痩せを考えて量を調整して充填します。しっかり痩せるまで待ってから塗装を始めないと、痩せる際にせっかく塗装した塗膜を引っ張ってしまい仕上がりが悪くなります。そのためコーキングを行って1日くらいは次の手順に入れないです。
最近はおしゃれなウッドデッキやテラスなども付けている場合も多いですが、ウッドデッキは木用の塗料、ウッドデッキの見た目だけど金属やプラスチックの場合は専用の塗料が必要になります。このような付帯部は、外壁塗装終了後の仕上げの一つとして行う場合が多いですが材料を変えながら塗装をする必要があるのと、せっかく塗った外壁を汚さないために再度養生を行う必要があったりするので、ある程度外壁塗装が乾くのを待って養生をする必要があるので現場が空く場合があります。
③途中で材料がなくなった
意外とあるのが途中で材料がなくなった場合に材料待ちの時間です。もちろん現場調査で状態を確認したうえで発注を行うのですが、実際に塗ってみて初めてわかることもあります。例えば思ったより下塗りの吸い込みが激しい部分があったのでそこだけ別の下塗り材が必要だったり、下塗り材を正しく選択していても思ったより色が透けるので上塗りを追加しなければいけない場合もあります。その際に別の塗料や追加塗料を現場が始まってから発注することになるので2,3日は現場が空く場合があります。もちろん外壁以外の塗装で先行できる箇所があればその間はその部分を行う場合がありますがそれが難しければ現場が動かない場合もあります。
④途中で工事内容が変わった・追加された
これは施主様のご要望で変わる場合と、工事の都合で変わる場合とに分かれます。施主様が色を変えてほしいとか、契約の際にお約束していた場所以外の箇所もしてほしいとなった場合に段取りが変わるのでその分工事は伸びます。また、実際に現場で補修箇所をいじってみると上からは判断できなかった部分(例えば下地等)が傷んでいてそこを直してからでないと見た目は直っても根本的には直らずすぐに不具合が発生するケースもあります。その際は工事をストップして根本的な部分を直してからの工事になるので工事期間は伸びることになります。リフォームではよく起こることなのですが、新築時の工事が標準的な工事になっておらず一般的にいう欠陥がある場合には起こることです。私も以前外壁に欠けた部分があって補修のため削ってみると下地が全くない箇所があったとか、ひび割れ箇所を削ってみると実は全体的に不具合があって外壁のほとんどを剥がさないと工事ができないというケースもありました。しかもそのような場合はだいたい家を建てた業者がすでにないケースが多いので追加工事としてさせていただくこともあります。
このように工事が伸びるケースは様々ありますが、大事なことはなぜ工事を空けるのかという理由を施主様にしっかり説明することではないかと思います。施主様は初めての塗替え工事だったりすることも多く、さらに新築時とは違う塗替えならではの問題もあるので何も説明しないと理解できないことも多いので、そのあたりはしっかり説明をさせていただいています。
■職人さんを多くしてもらえば工事は早く終わるの?
工事の進捗が悪い場合に施主様から職人を増やしてほしいとか、職人が少ないから工期が長いんじゃないかと思われる場合があります。確かにそういう場合もなくはありませんが、戸建ての外壁工事の場合は概ね1~2人の職人が入るのが一般的です。職人を増やしたとしても乾燥時間をしっかり守って塗装をする必要があるので、結果的には多くの職人を入れたからと言って早くなるわけではありません。むしろそれで早くなる場合は適切な乾燥時間や適切な段取りを無視して工事をしていることになるので後々の不具合の原因になりやすいです。
■工事内容と掛かる標準時間
一般的な30坪前後のサイディングの家の場合の平均的な工事の時間は下記のとおりです。
もちろん家の大きさや形状、劣化の状態で変わってきますが参考として考えてください。
・足場設置(メッシュ養生)→半日
・洗浄(屋根込)→半日
・補修→半日→1日~2日
・コーキング→1日
・外壁塗装 →3日~5日
・屋根塗装 →2日~3日
・付帯部・その他→1日~5日
・チェック手直し→半日~1日
・足場解体→半日
間に天候で現場が空く場合がありますが、全て晴れの場合は最短は10日間くらいです。間に日曜日等現場が空くので概ね2週間くらいが標準的だと思います。
そこに家々の状態で期間が延びるので2週間から3週間くらいだと考えていただければいいと思います。逆に1週間くらいで終わるような場合は、乾燥が早い塗料を使っていなければ少し早すぎるのでもしかしたら適切な乾燥時間を空けていない場合が考えられます。早く終わりすぎるのも問題があるので適切な工事をすれば10日~14日はかかると考えておいて予定を組むと良いと思います。
■まとめ
工事が短すぎても長すぎてもよくありません。適切な段取りや乾燥時間を適度に開けるなど後々のことを考えると必要な長さがあることはご理解いただけたのではないかと思います。塗替えの場合は現場現場で全く状態が違うので同じ時期に同じ施工会社が建てた家でも工期は変わる場合があります。工事を空ける又は伸びる理由をしっかり説明してくれる業者かどうかが判断するうえでは大事かもしれません。
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