
こんばんは。
外壁塗装は2度目の方から現場調査の際に他の業者さんから使用できない塗料もありますのでと言われて、何で使えないのか教えてほしいというご質問をいただくケースがあります。特に外壁塗装の場合は下地の種類や状態によって適さない塗料もあります。特に2度目の塗装だと前回塗装の塗料の種類や状態によって選ぶ塗料や下塗り材が変わってきます。今回はそんな2度目の塗装の疑問について解説していきたいと思います。
■目次
- 2度目の塗装の注意ポイント“石材調(セラミック系)塗料”
- 2度目の塗装のポイント“弾性リシン・スタッコ)塗料”
- 2度目の塗装のポイント“光触媒・フッ素系塗料”
- まとめ
■2度目の塗装の注意ポイント“石材調(セラミック系)塗料”
2度目の塗装をご依頼される場合に私たちが特に重視して確認しているのは前回使用した塗料の種類と状態です。前回使用された塗料の種類によっては使用できない塗料もあります。また状態によって下塗りを通常の塗替え用だけでなく、状態に合わせて別の下塗り材を追加する必要がある場合があります。例えば一時期は訪問販売の業者で流行ったセラミック塗料などと呼ばれていた石材調塗料には特に注意が必要かもしれません。

このような石材調塗料は中塗りに天然石や着色セラミックが使われているのですが、この天然石やセラミック部分の樹脂はアクリル系が使われていることがほとんどです。確かに可撓性(弾力性)を持たせる目的としては良いのですが、劣化も早い樹脂になります。通常は石材調塗料はその上からクリア塗料を塗布します。クリア塗料はシリコン系の樹脂なので一定の耐候性がありますし、中に劣化を早める顔料の酸化チタンが入っていないので顔料を含んだ一般的なシリコン塗料よりは持ちは良いのですが、問題はしっかりクリアが塗布できているかです。よく言われるように石材調塗料・セラミック塗料は実は持ちが悪いなどと言っている方もいらっしゃいますが、顔料を使っていないので色褪せに強くしっかり施工できれば確かに高い耐候性がある材料です。それより問題なのはしっかりとした工程とクリアの塗布量が守られているかという問題です。前回の塗装が石材調塗料のお宅を拝見したことがありますが、しっかり施工されていれば20年くらいでも綺麗に保てている場合もありますが、逆にクリアの塗布量が足りていない箇所があったり、過希釈(薄めすぎ)で塗布していたり、施工時に雨の影響を受けていたりすると10年たたずにボロボロになっているお宅を見ることもあります。そのため前回が石材調塗料だった場合は実際に壁を触ってみてクリアがまだどれだけ残っているかを確かめる必要があります。
クリアが残っていない場合はポロポロとセラミックが落ちてきます。また中にはクリアの劣化が激しくうろこ状にめくれているケースもあったりします。うろこ状にめくれる原因は主に過希釈ですが、このようになっていると下地処理として削って落とすという作業が必要になります。削って落とした場合やすでにクリアが効いておらずポロポロと落ちるような場合には下地を固める下塗り材を追加で入れる必要があります。これをしないと吸い込みが激しくて通常の下塗り材が大量に必要になる場合がありますので、まずは状態を確かめてから塗料選びをします。下塗り材さえ適切に選べれば上に塗る塗料に関しては特に選びません。ただ、石材調塗料の場合、一般との塗料に比べると凹凸が大きいので薄い塗料(普通のシリコンやフッ素系塗料)を塗ると凹凸がそのまま出るので見た目を気にする方もいます。またやはり石材調は見た目の豪華さから選ばれている方も多いので、普通の塗料以外を選びたい方も多いです。そのため薄塗りの多彩塗料と言われる塗料を塗装する帆が風合いを残すことができるので良いと思います。また凹凸感ができるのが嫌な方でスタッコやジョリパットのようなこて仕上げなどができる素材を選びたいという方もいらっしゃいますが、石材調自体結構厚みがある塗料なのでその上からさらに厚みがあるスタッコやジョリパッドは剥がれの危険性もあるのでお勧めしません。選ぶなら多彩塗料かジョリパッドの塗替え専用のうす付けの塗料を選ばれる方が良いと思います。
■2度目の塗装のポイント“弾性リシン・スタッコ)塗料”
一部ハウスメーカー(木造を売りにしている)などは透湿性を重視してリシンやスタッコを使っている場合があります。ただ、使われているのが弾性素材だった場合は上に塗れる塗料が限定されてしまいます。もし弾性系の塗料の上にさらに高弾性の塗料の塗ると膨れの原因になりやすいからです。しかし厄介なのは塗替えの場合すでに経年劣化で弾性が失われている箇所も多いので見分けがつかない場合があります。このような場合だけではありませんが、現場調査の際は日当たりのいい場所と日当たりの悪い場所(庇の下や軒の下)を両方チェックし実際に触ってみて確かめます。ま劣化の原因は太陽の光なので日当たりの悪い北側の軒の下などはあまり劣化せず残っている場合もありますのでそのような確かめ方をします。た、ひび割れが起こっていれば、そのひび割れに沿って塗料が伸びていれば弾性塗料が使われていると確認できます。どちらにしても前回塗装が弾性が良いリシンやスタッコだった場合は透湿性の高い上塗り材を選ぶ必要がありますので、塗装業者の提案塗料をよく確認していただけると良いと思います。
■2度目の塗装のポイント“光触媒・フッ素系塗料”
前回の塗装が光触媒機能が入った塗料やフッ素系の塗料を選んでいた場合も注意が必要です。特に光触媒塗料は次の塗料の密着性が悪くなるので必ず光触媒専用の下塗り材を選ぶ必要があります。これも見た目では全くわからず、前回塗装した時に選ばれた記憶が頼りになります。塗替えだと10年くらい前だと思いますので比較的高額で塗装をしているはずなので覚えている方が多いですが、中古住宅を購入された場合などはわからないケースがあります。この場合は工事が始まって下塗り材を塗ってみて初めてわかることもあるので工期が伸びたり追加費用が必要な場合があります。またフッ素塗料も劣化度合いによっては次の塗料の密着性が悪くない場合もあるので同じように注意が必要ですが、光触媒対応の下塗り材の方が高額になるので光触媒の方がより注意が必要かもしれません。
■まとめ
前回塗装をした材料によって注意すべきポイントが違うことはご理解いただけたのではないでしょうか。正直現場調査をしていても石材調塗料はわかりやすくて良いのですが、そのほかの場合は見た目ではわかりにくい場合が多いのが実情です。そのため現場調査でしっかり壁まで触っているか、日当たりの良い場所とそうでない場所をチェックしているかなどが業者選びの際の重要かもれません。提案時にしっかり下地を配慮して選べているかどうかも一つのポイントになるでしょう。ただ、外壁業者20年以上でもパッと見ただけでは判断付かないくらいです。実際に工事に入って上から塗装してみて初めてわかる場合も実際多くあります。その際に理由をきちっと説明できるかどうかが良い業者か悪い業者かを隔てる壁みたいなものです。参考にしていただき家をしっかり守っていただきたいと思います。
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