こんにちは。
外壁塗装の見積依頼がありご訪問をした際にハウスメーカーですでに見積もりをとっていて相見積もりとしてご依頼されるケースがよくあります。価格で言えばどうしてもハウスメーカーは高いことが多いので最終的に悩まれてご相談いただくことも多いです。そこで今回はハウスメーカーの家の外壁塗装をハウスメーカー以外に依頼する際の注意点やメリット・デメリットをお話ししてみたいと思います。

■目次
- ハウスメーカーの外壁リフォーム
- ハウスメーカー以外に外壁塗装を依頼する際の注意点
- まとめ
■ハウスメーカーの外壁リフォーム
ハウスメーカーは定期的に点検に来てくれると思います。ハウスメーカーによって違いはあるとは思いますが、必ずあるのは10年点検です。
家を建てて10年超える前に必ず点検をしてくれると思います。外壁塗装はこの時に提案されることも多のかなと思います。ただ、最近は高耐久な塗料で初めから塗装してあることもありこの10年点検では指摘されないケースもあるかもしれません。
なぜ10年目に必ず点検があるのかというとそれは法的な保証があるからです。
新築住宅では、躯体(柱や構造体)や防水に関して法的保証となる住宅品質確保法により、10年の無償保証があります。そのためハウスメーカーは10年を迎える前にその部分の点検をしておく必要があるからです。外壁や屋根の塗膜部分はメーカーの保証には含まれていないことが多いので点検は無償ですが、実際の施工は有償になります。よくハウスメーカーなどが60年保証と聞くことがあると思いますが、これはメンテナンス保証で60年間はメンテナンスをします。という意味だと考えておいてください。しかも60年保証を行うわけではなく、ハウスメーカーが認める点検や補修を行うことを条件として延長を行い、最長60年になるというものが大半です。
実はここがポイントになるんですけど、要はハウスメーカー指定以外の業者や塗料で施工をしてしまうと延長保証ができなくなる仕組みになっているということなんです。
ここがオーナーさんが悩む一番のポイントです。ハウスメーカーの外壁塗装の金額を見せていただくことがありますが、正直高いです。一部ハウスメーカーでは色見や性能で独自性を持ったものを使っているところもありますが、とはいえ外壁の塗料自体をハウスメーカーが作っているわけではなく、塗料メーカーに依頼をして作っているので、同等品は存在しています。つまりハウスメーカー以外に依頼をしたとしての塗料の性能では大差はありません。またハウスメーカーも実際の塗装に関しては下請けの塗装職人が行うわけですから、自社で職人を抱えている外壁塗装業者の方がはるかに安い金額で同等の工事はできるわけです。しかも外壁塗装業者の職人の中には下請けとしてハウスメーカーの仕事をしたことがある人も多く、腕に関しても問題はないわけです。
ハウスメーカー側もそれがわかっているので、延長保証という武器を使って他の業者が入ってくるのを防ごうとしているのかなと思います。しかも外壁を他に依頼すると、他の部分の延長保証も受けられなくなるという不可解な保証内容なことが多いのでオーナーさんが一層困惑する部分でもあります。しかもハウスメーカーは新築時にメンテナンスに掛かってくる費用の話もしてくれないので、点検で指摘され見積もりを依頼するとびっくりするくらいの見積もりが出されてくるので当社のような会社に相見積もりを依頼されるわけです。
ただ、メリットもあります。ハウスメーカーは外壁の仕様を独自で設定していたり、特殊な材料を使っていることがあるので、その扱いに慣れた子会社のリフォーム会社の方がスムースに工事が進みます。また金額が高い分高い材料を使っているケースが多いのと、やはり保証が延長されることにメリットを感じる方も多いのではないかと思います。

■ハウスメーカー以外に外壁塗装を依頼する際の注意点
ハウスメーカー以外に外壁塗装を依頼する場合には少し注意が必要です。工事費用に関してはハウスメーカーと同等の材料を使ったとしてもかなり割安になります。ただ、選ぶ塗装業者は十分に検討する必要があります。
・外壁塗装の保証内容
ハウスメーカー以外に工事を依頼するとハウスメーカーの保証の延長ができなくなりますので、工事後は工事をした会社の保証が大事になってきます。そのため年数だけではなくどのような場合に保証対象になるのか等、しっかりと保証内容を確認し、保証内容がしっかりしている業者や信用性のある業者を選ぶことが重要だと思います。
・図面の確認
ハウスメーカーは独自の規格の材料を使っていることがあります。例えばタマホームの家の中には光触媒で塗装しているサイディングボードを使っていたりします。光触媒加工をされている場合は普通の下塗り材で塗装をすると密着性が出ずはがれやすいので光触媒でも塗装可能な下塗り材を選ぶ必要があります。またダイワハウスも独自のアクリル樹脂コーティングをしているサイディングも一般的な下塗り材では対応できないので剥離や密着性の高い下塗り材を選ぶ必要があります。住友林業では、弾性スタッコなどが使われており透湿性の高い塗料を使わないと膨れやすくなるケースがあります。このようにハウスメーカーは独自の加工をしている場合があるので、そこを見極めて塗装をする必要があります。ただ、ハウスメーカーで建てた家だと必ず施工図という図面があるはずです。その施工図では使用材料なども記載されているのが通常です。そのため塗装業者がそのハウスメーカーに慣れている場合を除いて図面を確認してくるかどうかで判断してもよいかもしれません。
また、特に目地があるハウスメーカーは一般的な戸建てと比べて深いシーリングをしていたり、シーリング箇所が多かったりします。深さは目視ではわからず、それによって使うシーリング材の量も変わってくるので、未経験のハウスメーカーだと図面を確認して深さや位置を確認して見積をだした方がずれが少ないのです。そのため図面を事前に確認しているかどうかは一つの判断材料になると思います。
・使用塗料
ハウスメーカーは独自の加工をしている場合があることは説明しました。使用する塗料も塗料メーカーが作っているとはいえ、全く同じ塗料が手に入るわけではありません。特に色見に関してはハウスメーカー独自の色が存在しています。単色塗料であれば調色で色を合わせることは可能ですが、セキスイハウスのように多彩塗料を使われている場合は色見を完全に再現することは難しいです。そのため多少の色見の違いが出ることを理解しておく必要があります。また性能に関しては同じメーカーの塗料を使用する限り大きく変わることはありません。
■まとめ
ハウスメーカーのオーナーからすると金額を取るか延長保証などの信用性を取るのか判断が難しいところだと思います。ただ、金額的には50万~100万ほど差があるケースが多いので、10年に1回だとすると40年住んだとするとその差は200万~400万になってきます。10年ほど前から100年住宅という言葉が出てきた通り最近のハウスメーカーの住宅はかなり丈夫にできているのも事実です。延長保証とはいえ、水回りや給湯器やコンロ・太陽光発電などの機器系も無償保証にはならず、基本的には有償保証です。初めの施工図面とリフォーム時にどのような塗料を使いどのような工事をしたのかが残っていれば適切な工事をすることは可能です。
ただし、業者選びは慎重にする必要はあると思いますのでしっかりと信用のできそうな業者を選べればハウスメーカー以外の塗装業者に依頼をしても問題はあまりないと思います。
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